情けない仕事とは
最近、仕事で大きな失敗をした。同送しなくてはならないものを入れ忘れて、そのまま荷物を出荷してしまったのだ。日付指定があったため出荷した荷物は配送センターにあり、本当に助かった。配送伝票と同送品の数が同じであることを確認して梱包を始めたはずが、途中で同送品が一つ余ることに気づく。その時、既に50件以上の出荷が終わっていた。
失敗の原因は５年前にも同じようなことがあり、その時にいたメンバーが中心に作業を進めていたため、慎重にやっていると安心していたということと、出荷前に私が「配送伝票と同送品の数が同じか確認するように、出荷したら終わりだからね」と念押ししたこともあり、ちゃんと確認して出荷していると思っていたことである。作業の進め方やチェックポイントの指示を怠っていたのだ。
同送品は入っていなくても送り先に気づかれるものではない。配送センターにあった荷物を全部戻してもらい、一つ一つ梱包をほどいて同送品漏れを探して再出荷すると、日付指定が遅れることもあり、かなり悩み、そして泣くような思いですぐに上司に相談した。同じ失敗をするのは情けないことだが、失敗を隠ぺいするのはもっと情けないことである。
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