ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

主体性

 

コロナ感染予防を理由に退職した学生。コロナ以外の辞める理由を考え、原因の一つだと思われる出来事を思い出して、解決策として最終勤務日に話し合うことができた。

 

年配の頑固者が二人いる作業チームには、リーダーが二人いるような状態になる。新人はその頑固者同士と関わり、うまく立ち回ることを強いられる。言われたことをやっていればそれでいいと頭を空っぽにして働いていると、そのうち人間関係に疲れてしまう。

 

『東京リベンジャーズ』の一虎を例に説明してみた。不仲な両親に育てられた一虎は、お母さんとお父さんのどちらの味方か選択を迫られて苦しんでいた。それは後の人間関係の形成においても破綻を招くものとなっている。

 

学校や社会に出ても、こんなことはよくあることだ。ではどうやって回避していけばいいのか。簡単にすぐにはできないが、私はこう応えることを勧める「僕はどちらの味方でもないよ、僕は僕の味方だ」と。選択を迫られてきても選択をしないということだ。選択を迫られて選択をするだけのことをしていたら、大きな間違いを犯してしまった時に、周囲の責任にして反省することはなくなるだろう。

 

主体性はもたされるものではなく、もつものだから誰も何もできない。しかし、もとうとする者を阻害するようなやつが出てきたら、阻害したやつを私が成敗するだけだ。

 

学生は、就活が落ち着いたら短期でもまた働きたいから相談させてほしいと言ってくれた。私は頃合いをみてこちらからも相談すると言った。

 

 

繋がりは大切にしたい。