冬支度
押し入れから折りたたんで収納していたドームを取り出す。それがこれ
これはこのようにして使う
目的はキスをされないための防漢ではない。防寒だ。五年程前から使用しているが、使用するようになってからは冬に風邪を引きにくくなった。12月に入り、人であることを忘れるほどの繁忙期を健康に乗り切るにはこれは必需品。
私は喉風邪になりやすい。部屋の乾燥を防ぐためにエアコンの暖房を極力避けて、ハロゲンヒーターやホットカーペットで秋は凌ぐ。いよいよとなれば濡れタオルを干してエアコンを使うことにしている。活動している時はそれで充分だが、風邪を引くタイミングは眠っている時に起きやすく、どうしたら防ぐことができるか考えた。まず一番の原因は顔に冷気が当たっていることだと思った。マスクをして寝ると息苦しくて無意識に外してしまうため、頭全体をすっぽりと覆うような箱でも作ろうかと考えていたところ、通販でこの防寒ドームを見つける。完全にベッドを覆うようなベッドテントもあるが窮屈な気がしてやめた。
ドームのワイドがやや狭いが、布団をぐいっと入れ込んで隙間を作らないほうが温かい。隙間が出来そうなら大きめのタオルか布でドームごと覆うといい。目覚めると自分の息でドームの内側がしっとりと濡れていて、喉が潤っているのがわかる。ドームの外に出るとびっくりするくらい部屋が寒いのに気づく。それだけ内と外では温度と湿度が違うのだ。難点は、ドームは乾燥肌対策の美容グッズとしての役割が大きいのか、女性向きで大きなサイズが無いということだ。防寒、防音、遮光、加湿、おこもり感とすばらしい機能が備わっているドームは男女問わずに利用をすすめたい。
