ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

孤独

年に2、3回会う友人とランチやドライブを楽しんだ。友人は令和になる直前に同じ団地に住む一人暮らしの女性が投身自殺をしたことに共鳴して落ち込んでいた。低所得者や弱者の概念で自分自身を縛り、窮屈な生き方を選んでいる人だが、家族思いの優しい人で大学時代からずっと縁が切れずに付き合いを続けている。時々、こんな私とこれからもよろしくとか突然言ってくることもあり、どれだけ自分に自信がないんだと呆れることがある。とにかく陰気だ。生まれも育ちも恵まれている人に限って高い理想に苦しんでいるような気がする。

 

多くの孫に囲まれて亡くなる人も一人で逝く、結局は一人で逝くのだ。