ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

長く働きたい職場③

 昨年は同期のチームが人手不足でとうとう誰も休むことができなくなり、崩壊しかけたのをなんとかしたいと考えて労基に訴えたところ、上がやっと求人や派遣の手配をしてなんとか持ちこたえることができた。求人依頼をしても一年間無視されることもある。私は休めなくなる前に上司の許可がなくても勝手に派遣会社に依頼して、しっかり有給まで取っている。何十年と働いている昭和中期の先輩社員のサービス残業や休日出勤を見習いたくはない。しかし、そのため会議では度々吊し上げに遭う。

 年一回の方針発表の六分間では現状を伝えきれない。そのため今期から始めた私の作戦が、月一回のエリア会議後に社長に勉強になったことの報告、社長からおすそ分けされる中元歳暮をもらった時のお礼、誕生日に贈られるお花のお礼、理念勉強会や決起コンパ後の感想と一緒に現場の状況も具体的に書き込んだメールをするようにした。まだ余力はあるが、時々私にする吊し上げが、他の人もされるようになれば、おそらくその人は辞めてしまうだろう。私もいずれ辞めたくなることを考えて、せめて痕跡だけは残しておきたい。残された人や今後入社される人たちの力になりたい。

 パワハラする上司を作ったのは会社の経営に問題があるからだ。人時生産性を重視するあまり、個々の得手不得手の成長速度に合わせた教育はしない。常に少数精鋭での仕事を理想にしている。