ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

野良猫⑧

 

近所に猫嫌いがいないのをいいことに、だからと言って堂々と餌やりを続けるのには気が引ける。見つかっても今だけ感を出すために餌皿は使い捨てられる何かの空き容器がいい。しかし使い捨ては強度が弱くてすぐに使い物にならなくなる。それが使い捨てということなのだが、丁度いい大きさの容器がすぐに手に入るとは限らないので、とりあえず使えそうなものは捨てずに置いてある。

 

 

黒い発砲のトレイを使おうとしている時だった。黒い容器の傍に虫がいても気づきにくいのではないかと不安がよぎる。ここは田んぼや畑に取り囲まれているから虫が多い。私は虫が苦手だ。

 

 

さて、虫が来る前に早めの容器の回収をしに行く。先に心配していたことが起きているような気がしたので、まずは容器を軽くずらしてみた。すると案の定、やつがいる。ゴキブリだ。予想していたことなのにびっくりして、慌ててダンナの靴を取り行くが、戻って来た時にはやつは消えていた。それからは白い容器か、透明の弁当の蓋を利用している。やつは光に敏感なのか、その後容器の傍で見かけることはなくなった。

 

 

ハチワレ、薄茶とら、濃い茶とら、最近来るようになったでかいハチワレ、皆かわいい。大雨でもキャットフードを切らしてはならない。