ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

たくさんの思い

一昔前の映像、モノクロの中で人々が活き活きと生活を営んでいる様子や子どものあどけない表情を見ると、この人たちは今どうしているのか、この人たちが抱えていたたくさんの思いがどこにいったのか気になる。

 

小さな骨壺を抱いた兄は「呆気ないな…」と呟いた。

 

「生命それ自身は決して死なない。死ぬのはただ、個々の生きものだけである。」とヴァイツゼッカーは言う。生命それ自身とは何か。生きものは植物であれ電気を体内で生成して活動している。死ぬと電気が生成されなくなり活動が止まる。生命それ自身とは電気のようなものではないだろうか。