酷く暑い日だった。母をずっと踏切の傍で待たせてしまったことがある。なぜ待たせることになったのか覚えていないが、母は後から家に帰って来ると思い、自分だけ走って先に帰り、冷たい麦茶を飲んでほっと一息ついていた。その後、いつまでたっても帰ってこ…
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