ingakouryuu’s blog

心象スケッチ

いよいよ胃カメラ

 

3年前からバリウム検査で胃の上部に所見ありが続いていたのが気になって、今回の定期健康診断は人生初の胃カメラ検査をする。口と鼻のどちらから内視鏡を入れるかぎりぎりまで悩む。受付で相談すると鼻からの人の方が終わった後、しんどくなさそうに見えるという一言で鼻からに決める。

 

検査の流れは、まず三畳ほどの小部屋で胃の中のあぶくを消す液体を飲む。その後、歯科でも使われるジェル状の麻酔を両方の鼻から喉に流れ込むくらいにたっぷりと入れられる。しばらく上を向いて待つ。検査室に移り、モニター前に横になる。

 

最初、入り口が苦しかっただけであとは何ともなかった。検査中も機材との接触部分は気になったが、自分の胃を自分の目で確認していることのほうに気持ちが集中した。丁寧なガイド付きで洞窟を探検しているようだった。鼻は10分程度で、口からだともっと早く検査が終わると言われたが、嘔吐感が軽減されるなら鼻のほうがいいし、10分だったら短いだろう。身の回りの補助をしてくれる人が、子どもをあやすように検査中ポンポンと体を軽く叩いてリラックスさせようとしてくれているのが嬉しかった。

 

さて検査結果だが、胃の上部に異常無し、きれいな胃だと言われる。次からはまたバリウム検査に切り替えるつもりだ。麻酔ジェルの効果がなくなるまで鼻から喉の奥まで不快感が結構長く続くので、検査後にランチしてショッピングを楽しむならバリウムがいい。

 

バリウムだと襞の様子によって影ができて所見ありになりやすいらしい。3年続いた所見ありを気にしていたが、問題ないということで一安心。胃の上部はストレスだと職場の人に言われて「こんな仕事してたら胃が悪くなっちゃうよね~」と言ってた手前、なんだか気まずい。